高齢者への虐待 520件超
去年1年間に福岡県内の介護施設や家庭で確認された高齢者への暴力や暴言といった虐待行為の件数は、520件あまりと前の年より2割以上増えたことが分かり、
県では啓発活動を強化することにしています。
去年1年間に福岡県内の介護施設や家庭から受けた高齢者への虐待行為の件数について県がまとめたところ、相談や通報は945件に上り、このうち、県の職員などが施設などを実際に訪問し虐待にあたると確認したのは523件で、前の年より2割以上増加しました。
このうち、▽介護施設内での虐待行為は前の年より16件増えて31件、▽家庭などでの虐待行為は前の年より83件増えて492件となっています。具体的な態様では、▽暴力や、動けないように
ベッドに体を拘束するなどの「身体的虐待」が357件、▽暴言や嫌がらせなどの「心理的虐待」が197件、▽財産を勝手に処分するなどの「経済的虐待」が118件、▽介護や世話の放棄が104件などとなっています。また、虐待を受けた高齢者のおよそ6割が認知症を発症していたとしています。県では▽虐待防止に向けて
去年1年間に福岡県内の介護施設や家庭で確認された高齢者への暴力や暴言といった虐待行為の件数は、520件あまりと前の年より2割以上増えたことが分かり、
県では啓発活動を強化することにしています。
去年1年間に福岡県内の介護施設や家庭から受けた高齢者への虐待行為の件数について県がまとめたところ、相談や通報は945件に上り、このうち、県の職員などが施設などを実際に訪問し虐待にあたると確認したのは523件で、前の年より2割以上増加しました。
このうち、▽介護施設内での虐待行為は前の年より16件増えて31件、▽家庭などでの虐待行為は前の年より83件増えて492件となっています。具体的な態様では、▽暴力や、動けないように
ベッドに体を拘束するなどの「身体的虐待」が357件、▽暴言や嫌がらせなどの「心理的虐待」が197件、▽財産を勝手に処分するなどの「経済的虐待」が118件、▽介護や世話の放棄が104件などとなっています。また、虐待を受けた高齢者のおよそ6割が認知症を発症していたとしています。県では▽虐待防止に向けて