感情移入

昨夜から久しぶりの雨が降りましたが早朝から嘘のように青空が眩いくらいに晴れてきました。今日の日曜日は紅葉を求めて出かける人も多いでしょう。コロナの第８波も気になります。さてさて今日の楽しみは実現なるかなとワクワクしてます。（苦笑）

「感情移入」
感情移入とは？
歌には歌詞とメロディーがあります。緊縛には縄と形があります。

「あぁ良い歌だなぁ」と思う時、メロディーだったり歌詞だったり色々だと思いますが、やはり一番思うのは歌の内容が心に響いた時だと思います。縄も同じで美しい縛りなど見たらドキドキします。（苦笑）

ではどうやったら歌が人の心に響くのか？

今これを読んでる人は、歌が一本調子で変化に乏しく心に伝わらないと悩んでいる人と想像します。

感情移入とは、歌詞を読み、その主人公の置かれている状況を把握し、今どういう気持ちなのかを推し量り、その気持ちを歌に乗せるということです。

もちろん歌のシーンによって刻々と気持ちが変わる場合もありますが、まずは正直に感じたままの気持ちを歌に乗せることがとても大切です。

気持ちを歌に乗せるとは？
一言に気持ちを歌に乗せると言っても、具体的にどうやったらいいか？と思っていますよね。

決まった歌詞と決まったメロディーなので、誰が歌っても同じと思っていませんか？

楽譜には音符と歌詞、強弱程度は書いてありますが、それ以外は通常書いてありません。

その楽譜に書いていない部分を表現することが重要になってきます。

歌に気持ちを乗せるとは、歌詞の内容に合わせ微妙な間（マ）の取り方、微妙な音の変化をさせて歌うことです。声も歌の内容に合わせ使い分けます。

決してカラオケで100点満点を狙った歌ではありません。

どういう練習をすべきか
プロは同じ歌でもいつも同じようには歌いません。というか、歌えないといった方が正解かも。

歌を歌う時は、いつも同じ環境ではありません。場所も違えばお客様も変わる。生演奏の場合はプレーヤーも変わったりしますので、全部変われば歌も自然に変わるのです。

緊縛も歌と同じように感情移入する時があります。
同じ縄を使い同じモデルを縛るときでも感情移入する事が多いです。
気持ちを縄に乗せて縛っても思い通りにいかないことも多々あります。
その時の雰囲気、体調などで自然に変わっていきます。
感情移入とは、その時、心で感じたまま縄に伝えることではないかと思います。